不動産投資のメリットとその仕組み
- st211311
- 2024年3月15日
- 読了時間: 4分
不動産投資は比較的低いリスクで
継続して安定した収入が得られる投資と言われています。
また、節税効果が期待できるという話も耳にしたことがあるのではないでしょうか。
ここではそれらを含め、不動産投資にどのようなメリットがあるのかをご紹介します。
目次
不動産投資の仕組みについて
不動産投資のメリット 2.1 小額で始められる 2.2 不労所得になる 2.3 インフレ対策になる 2.4 節税効果がある 2.5 安定した毎月の収入が得られる 2.6 手間がかからない
不動産投資を始めるためのポイント
不動産投資の仕組みについて
マンション経営やアパート経営に代表される現物不動産投資で
主な収入源となるのは家賃、礼金、更新料などの賃貸収入(家賃収入)です。
この定期的・継続的に得られる収入は
株式配当や銀行預金の受取利息などと同じインカムゲイン(運用益)に分類できます。
一方、保有している不動産物件の価格が上昇し、売却することによって
得られる値上がり益のことはキャピタルゲイン(売却益)と呼ばれます。
しかし、バブル崩壊以前と違って近年は土地価格の確実な上昇はあまり期待できません。
そこで現在の不動産投資では、キャピタルゲインよりもインカムゲインを
いかに効率良く得るかを考えることが主流となっています。
ただ、それでも、最後に建物や土地を売ることができるのは
不動産投資の大きな強みです。
マンションやアパートを収益物件として運用し
適切なタイミングで売却することができれば、投資利益を最大化することが可能です。
こうした考え方は出口戦略と呼ばれます。
不動産投資のメリット

インカムゲインが得られることを含め
不動産投資には具体的にどのようなメリットがあるのか
以下、代表的なものをご紹介しましょう。
少額でも始めることができる
現物不動産投資は少額でも始められます。
購入価格を抑えるには中古マンションや中古アパートを狙う方法もあれば
ワンルームを始めとする区分マンション投資という方法もあります。
ローンを利用する際は物件価格の2~4割程度の資金を頭金とするのが一般的です。
あるいは物件価格の全額を融資によって賄うフルローンという方法もあります。
不労所得になる
家賃収入は不労所得です。そのため例えば老後の年金代わりとして活用できます。
また、投資用ローンには団体信用生命保険が適用されます。
これはローンの借主が死亡または高度障害になった場合に
金融機関がローンの残額を支払うというものです。
そのため遺族にローンを支払う必要のない収益物件を遺すことができるわけです。
相続した物件は売却することも可能なので、生命保険の代わりとしても活用できます。
インフレ対策になる
不動産は金やプラチナと同様の実物資産です。
そのためインフレによって貨幣価値が下落しても不動産の価値が下がることはありません。
不動産投資は短・中期のインフレに強い投資と言えます。
節税効果がある
不動産投資はやり方次第で節税効果を見込めます。
所得税、住民税および、相続税対策にも活用できます。
とくに土地を相続する際にアパート経営
マンション経営を始めるといった選択肢には大きなメリットがあります。
安定した毎月の収入が得られる
インカムゲインによって安定した毎月の収入が得られるため
資産形成などが計画的に行なえます。
手間がかからない
設備点検、共有スペースの清掃などの建物管理は管理会社に委託できます。
また、振込確認などの家賃管理、トラブル・クレーム対応、滞納家賃回収なども管理会社に任せられます。
不動産投資を始めるためのポイント

あなたが不動産投資を始めるとしたら、その目標はどこに置くことになるでしょうか。
一定の副業収入を得ること、賃貸収入だけで生活していくこと
あるいは退職後の年金代わりにすることなど、投資を始めるにあたって何かしら
目標地点があるはずです。
明確な目標設定をすることでしっかりとしたプランを立てることができます。
また、リスク管理も求められます。不動産投資における最大のリスクは空室リスクです。
どの程度の空室であれば許容範囲なのかをシミュレーションしておきましょう。
もちろん、まずは空室を抑えるための調査と分析、物件選びをすることが重要です。
不動産投資はメリットについて理解し、目標に合わせてそのメリットを最大限に得る工夫をすることがポイントとなります。不動産投資を始める際の参考にしてください。
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